環境調査用定置網(河川・湖沼用)
|
|
漁業用定置網の超小型で、モンドリ部の輪がが無ければ、形だけは地曳網に近いです。
胴の部分には、返し(もんどり型)が2ヶ所、カゴ内にがついて逃げられません。
写真は、青のモジ網の袋部ですが、現在は丈夫で柔らかいこげ茶色のテトロンモジ網に変わりました。
|
<使い方など>
☆河川で使うからと言って、上流向き用、下流向き用、右岸設置用、左岸設置用は存在しません。
使い方次第です。
☆設置の際は、ホームセンターなどで、マルカン(鉄杭)やロープを購入し、設置場所に合った工夫をしてください。数日間設置する場合は、ロープやペグで臨機応変にお考えください。
☆たくさん木の葉やゴミが流れてくる場所は、網への抵抗が大きくなります。流されないよう、点検などご配慮下さい。
・通常は川下に向けてV 字型にセットします。川上に向けセットし、川を下る魚の調査にも利用できます。
・セットさえすれば、稚魚から成魚まで遡上する魚を幅広く捕獲できます。
・袖網の付け根には網製の3段式モンドリがあり、魚を傷つけることなく捕獲できます。巻網 ・刺し網とは違い、網目も細かいので網に魚体がささりにくく、殺すことなく捕獲できます。
・最後尾の回収網部は、地曳網の袋部のように簡単に魚を取り出せます。
・収納時は、どのサイズもコンパクトになり運搬に便利です。
<網目>
・青い袋部は、半目が約4㎜なので、入った魚はあまり逃すとは考えられません。
・網の色は、肉眼で魚が良く分かる赤黒い茶色に仕上がっています。(網目約6.5㎜)
・魚は物体に沿って泳ぐので、袖網に刺さる魚はほぼいないと考えられます。 ・青いモンドリ網部の後端は、紐でくくって閉じます。
・渓流では遡上するアユ、イワナ、アマゴ、カジカをはじめ、様々な魚種や、サンショウウオなど、多くの生き物が捕獲されました。
|
≪超小型地曳網の作り方とその利用≫ |
小型定置網を地曳網として使う方法をお教えします。
☆ロープ、追加用浮き、追加用おもり、当方へ依頼の加工賃はすべて別費用になります。
☆環境調査用の小型定置網 M-Lをベースとした疑似地曳網です。
☆地曳網の場合、口の下部が砂地に接しますが、定置網の構造では入り口は砂地に接しません。入り口部の下部に、おもりをたくさんつける必要があります。
・青い網カゴ部にあるリングの上端と側面、袋部の最後部に空のペットボトルなどをくくりつけると、水底につかないよう浮き上がるようになります。小振りのペットボトルなどを、バランス良く両側に付けて下さい。
☆小型定置網には左右の袖部があります。
・袖網の最下部・水底に着く位置には、ポリエチレン製の太いロープを取り付けます。(φ14~16㎜程度)
・ロープの材質は、水を吸わない重い樹脂素材のものを選びます。
・地曳網のように引っ張るのにも重さの加減からも、ロープの直径は20㎜から15㎜程度が扱いやすいかもしれません。
☆上下につけるロープの長さは、定置網の袖の長さよりも5mは長くしましょう。任意にお決めください。
・袖網の上部側には浮きをつけたロープがあります。これに沿わせ、直径5㎜程度以上のロープを袖の長さよりも5m以上長く取り付けます。定置網とロープロープの固定には、インシロック(結束バンド)か紐を使用し、袖網の上部側、下部側に結んでください。
・定置網のサイズによりますが、袖の端から一定の長さ(仮に5m)で上下2本のロープをに等辺三角形になる位置で束ねます。この部位に、カラビナをつけるとよいでしょう。
・このカラビナに、直径は20㎜から15㎜程度のロープをつなげば完成です。
・海でヒラメやカレイ、砂に潜る生き物を採取する時は、カゴ部の全面端から1.5mほどの位置に工夫をしてみましょう。・下側の太いロープに鎖や音のするものをぶら下げると、きっと「ガラ引き漁」のような効果も得られるでしょう。
・地曳網の場合、捕獲部の下部に位置する部分が網地とロープで、そこに接するおもりもあります。別売りで追加の網地や沈子ロープも販売します。捕獲部の口を、必要に応じて改造する必要があります。入り口を縦長、または横長のスリットにしたりします。お試しください。
☆本来地曳網は、砂地の所で使用します。サンゴや岩に引っ掛かると破れてしまいます。
「サーフネット」 受注生産品 地曳網のページもご覧ください。
≪河口部などで使う、環境調査用移動型簡易地引網≫
本来の地曳網とは異なり、水に立ちこんで河口部や追い込みで使うネットです。
・地曳網とは異なり袖にロープはなく、2人で袖の先端にある手木を片方づつ持ち、引いて歩く。
・砂地の海底表面にいる生物を採取するための網です。
<下記が一般的な仕様です。>・・・全長 約8.5m
・袖の高さは1m。袖の長さはおよそ5m (5~4m)・・・袖は長い方が良い。V字型になって曳く。
・袖の網生地・・・ナイロンモジ網 白または青色
・目開き・・・半目1㎜+(芯~芯で1.5㎜くらい) または、半目2..5㎜+(芯~芯で2.9㎜くらい)
基本は、袖も回収部も同じ目合いです。回収部を細かくすることも可能。
(参考例 回収部の網目・・・胴の前から1.5m長が半目1㎜、1m長が0.8㎜、1m長が0.4㎜)
・袖や全長が長すぎると、2人では引けません。ロープをつけ、多人数曳が必要です。
・手木の高さは、袖の高さより少し長い・・・任意の長さ可。基準は1.2mで、しっかり加工します
・袖先端の手木から前にはロープをつけません
・採取開口部の底辺・・・左右の袖取り付け部の距離 約1m。
・回収部 胴の周囲長・・・約3mから直径30㎝に絞ってあります。
・回収部 胴の袋長・・・3~4m(胴;約3.5m程度 中に返しはありません。)
・回収部 基本は、袖も回収部も同じ目合いです。
・回収部取り出し口周囲長・・・仕上がりφ30㎝程度 紐閉じ
・袖の上部・・・フロート付きロープ
・袖の下部・・・沈子コード
正式受注後の納期・・・約1ケ月(20営業日)
|
定置網の袋部の最後を閉じている紐を外すと、内部の魚を取り出せます。
環境調査用定置網の仕様 価格 在庫
241114
|
M-S |
M-M |
M-L |
超小型地曳網 |
サーフネット |
片袖の長さ |
2m |
3m |
3m |
13m(3+10) |
4m(3~5m) |
袖の網目 |
約4㎜(※3) |
7㎜(※1) |
7㎜(※1) |
約7㎜(※1) |
2.5㎜または1.5㎜ |
胴/袋長 |
200cm |
200cm |
300㎝ |
400㎝ |
3m~4m |
胴の直径 |
|
40cm |
60㎝ |
60㎝ |
1m→円錐φ30㎝ |
胴の網目 |
約4㎜(※3) |
約5㎜(※2) |
約5㎜(※2) |
約5㎜(※2) |
2.5㎜、1.5㎜ 他 |
胴の網色 |
こげ茶 |
黒:モジ網 |
黒:モジ網 |
黒:モジ網 |
白または青のモジ網 |
袖丈 |
60cm |
100㎝ |
120㎝ |
120㎝ |
1m |
モンドリ部外径 |
40cm |
40cm |
60㎝ |
60㎝ |
1m |
モンドリ部の口 |
約12㎝□ |
約10㎝ |
15㎝ |
お客様で加工 |
1m |
浮子 |
× |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
沈子;おもり |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
納入価格 |
|
20,000 |
30,000 |
約80,000 |
問い合わせ |
在庫 |
廃番 |
15
|
6
|
受注生産 |
受注生産 |
入荷予定 |
|
|
|
|
|
メモ |
|
|
大きな魚もOK |
・追加工品です。
・ベースはM-L
・袖 8mもあります。 |
サイズ仕様で、価格は変動します。
|
追加袖網 |
共通で使える!
袖;半目7㎜・カッチ色 袖丈1.2m×長さ10m 錘、浮子付き
M-MやM-Lの袖につなぎます。 |
|
沈糸ロープ |
地曳網に使用; 1mあたり200g以上の物を使用 |
|
素材(※1) |
袖;半目7㎜・カッチ色ナイロン210/6 |
|
素材(※2) |
胴半目:5㎜・黒テトロンラッセルモジ網 |
|
素材(※3) |
こげ茶:ポリエチレン 防風ネット |
|
在庫切れ時 |
|
|
2024,1,19
在庫欄の( )は、予約です。入荷予定は( )
赤字:特価納入価格は税抜きです。
☆ 追加袖網 魚を誘導するための追加袖網
7㎜目 袖丈1.2m×10m 浮子、鉛付き 3.7KG 要確認!
小型定置網の袖の端に、紐やインシロックでつないで使用。
※ <HOGA 環境調査用定置網の在庫数>は、こちらをご覧ください。
※ 袖網:網目 約6.5mm+ 胴+袋網:網目 約4mm
※ 袖網の上側には「浮き」が、下側にはまっすぐ沈むようにオモリがついています。
|